【日本の育桜会の援助でクルクレイの桜公園が大きくなっています】アニークシャイ市広報
2023/06/20
- 表示日付
- 令和5年5月
- 活動内容
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JAPONŲ INICIATYVA GAUSĖJA KURKLIŲ SAKURŲ PARKAS GEGUŽĖS 17 d., 20232023年5月16日、尾崎哲在リトアニア日本国大使館大使と日本のNPO育桜会の皆様がアニークシャイを訪問しました。
市の記念館では、アニークシャイ地域市のケストゥティス・トゥビス市長と地区評議会メンバーであるガブリエレ・グリアウズ、ダイテパ・トゥムシエネ、ソナタ・カルフェネ、ドミニカス・プジン、マリウス・ヴァルナスがゲストの皆様をお迎えしました。この 記念館では日本との協力の歴史が記録されています。
日本のNPO育桜会は、ステポナス・カイリースが築いた友情を記念し、昨年4月に初めてクルクレイの公園に植樹しました。育桜会が寄贈した桜苗木は、地元の人々に大変喜ばれ、愛されています。
16日の植樹式典で尾崎哲日本国大使は挨拶に立ち、リトアニアと日本の戦略的パートナーシップの原点は、両国の文化の共通のベースである自然を愛で、季節の移り変わりを大切にする心であると感じている。植樹した桜の苗木が何年か後に 美しい花を咲かせ、アニークシャイと日本との友好の絆となり、平和の象徴となるよう願うと述べました。
クルクレイ・カイリース学校に隣接する桜公園での植樹式典には、アルギマンタス・ユルクス村長、桜苗木の寄贈者である NPO育桜会の松澤寛文会長、平野久美子さん、在リトアニア日本国大使館の尾崎哲大使、ケストゥティス・トゥビス市長を始め、大勢の地元民が出席しました。
当日は植樹式典の前にユルクス村長と昨年植樹したステポナス・カイリース生家が残るウジュンヴェジァイ村へ行きました。1906年、日本についての3部作を書いたリトアニアの著名な政治家「ステポナス・カイリース」は、リトアニアと日本との歴史的な交わりの象徴となった人物です。
日本人にとっても、リトアニア人にとっても、桜の開花は美しさ、喜び、ゆったりした時間の流れを感じます。 日本では古より桜が開花する季節となれば花見をする習慣があります。
日本だけでなく、リトアニア国民もクルクレイ、ヴィルニュス、カウナスなどで桜を楽しむことができるようになると確信します。アニークシャイ市は、NPO育桜会のイニシアチブによりクルクレイの公園に桜の苗木を寄贈してくださったことに心より感謝申し上げます。
また、日本とアニークシャイ地域市とのプロモーションをしてくれた作家の平野久美子さんに特別な感謝を送ります。貴女は、日本を愛し文化的なつながりを築いてきたステポナス・カイリースについての本を書きました。皆さんの創造的な探求と発見のおかげで、アニークシャイ地域市と日本の間の協力が生まれました。おかげさまで、昨年植えた28本の桜を楽しむことができ、今日は新しい20本の桜を再び植えました。そして、リトアニア語を日本語に翻訳してくれた瀬戸はるかさんにも心から感謝します。
さくらの開花時季はとても短く、10日ほどしか続かないので、桜公園の管理者は訪問者ができるだけ長くこれらの瞬間を 楽しめるようにします。暗闇の中でもそれを楽しんだり、照明に伝統的な日本の提灯を使用したり、静かな音楽を鳴らしたり、アートパフォーマンスを行います。
首都ヴィルニュス、カウナスと並び、クルクレイに植えられた桜が開花する時、私たちの国の市民と共に喜びを分かち合い、至福の美しさに浸れるよう願っています。
式典では、アニークシャイの民間伝承アンサンブル「ヴァラウキス」の歌と、クルクレイのアカペラ「私たちはまだ若い」などが演奏されました。そして、コミュニティの人々は日本の育桜会訪問団を温かなボルシチスープでおもてなししました。
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