第2回加賀市植樹に参加して
2019/11/06
- 表示日付
- 令和元年10月27日
- 活動内容
- 令和元年10月12日の夕刻、伊豆半島に上陸した台風19号は1都11県で死者80名、行方不明者11名、堤防の決壊に至っては71河川128ヶ所に及んで、人や物に甚大な被害をもたらしました。 そのような災害の爪痕もまだ生々しい10月27日、台湾よりおいで下さった黄崑虎先生・李勝彦先生両ご夫妻とご一緒に第2回加賀市植樹に参加しました。
植樹会場の加賀市文化会館では、おりしも台湾祭りが開催されていて、正面の公園で桜の記念植樹式典が行われました。それまでパラパラしていた雨も植樹開始時にはすっかり止み、育桜会会員30名余りも加ってにぎやかに植樹を終えました。当地を訪れる機会には必ず1回目の植樹地「柴山潟」の桜と、第2回目となった加賀市文化会館公園の桜を楽しみに来ようと思います。
余談になりますが母がまだ60~70代のころ民謡が大好きで加賀在住の先生に師事し三味線や民謡を楽しんでいたことがあります。発表会は毎年10月末にこの加賀市文化会館で行われ、私も踊りは母への孝行と思い舞台に出たことがありました。その会場前の公園に桜を植樹できたことを母はきっと喜んでくれるだろうと感慨深い思いでおります。 その日夕刻、両ご夫妻歓迎交流会がホテルアローレにおいて開催されました。「黄崑虎先生 加賀市国際交流功労賞」の受賞記念祝賀会を兼ねた晩餐会には200名が集い、台湾祭りの為に台湾から参加された原住民を始めとする方々、日本在住の台湾出身の方々との交流は賑賑しく大変盛り上がりました。最高に美味しい食事と楽しい語らいの場は育桜会の本領とする所でしょう。
明けて、28日には加賀市役所へ宮元陸市長表敬訪問に訪れ、市長の台湾への熱い思い、そして黄崑虎先生が日本や宮元市長に寄せる思いを伺い、私も桜を媒体とし、こうしてご縁をつないで頂いた育桜会の皆さんに感謝申し上げたいと思います。 最後に、休日にもかかわらず式典準備等に奔走頂いた加賀市職員の皆様、台風の被害にあわれても駆けつけて下さった福島県いわき市の櫛田理事、軽井沢の藤巻理事や松本の矢島理事ご夫妻を始め、北陸新幹線の運行状況を心配し東海道新幹線で来られた会員の皆様方に深く敬意を払います。黄崑虎先生、李勝彦先生両ご夫妻のご健康とご多幸を心より祈念し、又お会いできる日を楽しみに植樹記を締めさせて頂きます。 福井市在住 杉本なみ子 - 画像リスト
加賀市長への苗木引き渡し式- 画像リスト
植樹式典に臨んだ会員の方々- 画像リスト
植樹式典参加会員- 画像リスト
黄崑虎先生に松澤理事長から贈呈- 画像リスト
歓迎交流会出席の皆様- 画像リスト
加賀市役所へ宮元市長表敬訪問