第3回いわき市植樹に出席して (2月24日)
2019/02/28
- 表示日付
- 平成31年2月
- 活動内容
- 第3回いわき市復興さくら植樹式が、2月24日(日)に開催されました。 参加申込者は200名弱だったのですが、申込されずに参加された方が多く、 また、途中参加の方も有り、約400名となる盛大な催しとなりました。 第1回いわき市復興さくら植樹式は、平成27年3月7日(土)。 東日本大震災時、多くの救援物資や義捐金で、いわき市を支援して下さった 台灣友之會の黄崑虎総会長ご夫妻、蔡淑美執行長、元台灣銀行頭取の 李勝彦様など台灣の方々、日本各地の育桜会員の皆様、植樹を教えてくれた寄居町「荒川グリーングリン」の方々、日本花の会の方々など多くの方に支援 されての開催でした。
第2回いわき市復興さくら植樹式は、平成30年3月17日(土)。 第1回は、復興公営住宅の敷地などでしたが、第2回は、復興により形が整った 防波堤緑地・公園などで、吉野正芳復興大臣も参加しての盛大な植樹でした。 育桜会より、いわき市の復興に植樹で、お手伝い出来ないかを相談され、ご自身も被害を受けた遠藤重政様(元いわき市議会副議長)に相談、甚大な被害を受けた海岸部で植樹する方向になりました。第1回植樹式後は、育桜会といわき市で協定書を締結、地元の方々や行政と一体となっての事業でした。
当初何をするかも分からず、育桜会寄居町植樹に、遠藤重政様と二人で参加。 区長改選年の為、新区長誕生を待ち、遠藤守俊豊間区長を会長に、豊間・薄磯・ 沼ノ内の役員で復興さくらの会を構成、寄居町の植樹地や、日本花の会の 結城農場を訪問しました。 震災以前、この三地区が協力して実施した事業は無かったのですが、桜で一つになりました。 いわき市復興さくらの会の植樹は今回で最後、目標としていた苗木1320本 (内、育桜会より320本)が植樹されました。 復興さくらの会を立ち上げ時、「桜が咲く頃、俺、死んじまう。」と言われたことが有りました。「震災で俯いているばかりでは駄目。見上げる空間を創りましょう。死んでしまうかも知れないが、誰かがやらなければ何も形にならない。」と話しながらの実施でした。 今では、「俺は、この桜が咲くのを楽しみにしている。」と言ってくれます。
「希望の光をこの地に」 育桜会創設者、園田天光光先生の「光」を入れた碑も建ちました。 本当に多くの方々に支えられ実施できた事業でした。 感謝申し上げます。 ありがとうございます。 (育桜会理事 櫛田武伯 記) - 画像リスト
挨拶する育桜会の櫛田理事- 画像リスト
挨拶する育桜会の櫛田理事- 画像リスト
植樹する櫛田理事- 画像リスト
櫛田理事と工藤正樹会員- 画像リスト
塩屋崎灯台へ続く防災緑地- 画像リスト
植樹後の執行部集合写真