平成30年1月2日 スリランカ・ウヴァ州での桜植樹
2018/04/13
- 表示日付
- 平成30年
- 活動内容
- 平成28年11月14日、三重県ご在住の花井錬太郎様から名城大学外国語学部長でスリランカ人のアーナンダ・クマーラ博士をご紹介頂きました。クマーラ博士はセイロン瓜をわが国に紹介し、普及させた当事者として知られます。 博士は、日本とスリランカの友好交流を深める上で日本の象徴とも言える桜を是非スリランカで植樹したい、その植樹地として比較的高地にあるウヴァ州と交渉し、外国人に人気の高い観光スポットの遊歩道一帯を桜の園にしたい、との夢を描いておられました。 真剣に夢を具現化しようとする博士の思いに引き込まれ、当会としてスリランカ・ウヴァ「日本・スリランカ桜植樹プロジェクト」をお手伝いする事になりました。 そして駐日スリランカ大使館のダンミカ・ディサナーヤ特命全権大使とも協議し、日本花の会にもご支援を頂いて段取りを進めました。 平成29年12月になって、スリランカ政府農業省の輸入許可証が得られた事から、先ずは実験用として大漁桜の苗木5本を一時帰国される事になったクマーラ博士に同12月24日に納入し、植樹を託しました。 クマーラ博士はコロンボ空港到着とともに直ちに植物検疫を受けた上で、内3本を農業省管理局に委託、他の2本を育成環境の整ったエラ大学構内で地元政府関係者、エラ大学関係者等の立ち合いの元、平成30年1月2日に植樹しました。 植樹から数日後、苗木からは早や葉が出てすくすくと育っている写真が届きました。 問題は花が咲くか否かで、それまで2~3年は見守るしかありません。 クマーラ博士の思いが進展するか、また当会として更なるお手伝いが可能となるか、暫くは経過観察中といった状況です。 (文責=松澤寛文)
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空港での植物検疫の状況- 画像リスト
エラ大学構内で植樹式- 画像リスト
植樹された苗木